前回来た時より霞ヶ関周辺の警備が物々しかったのはプーチン訪日のためか。
東京地裁の正門前では演説やらシュプレヒコールやら、、、
この人達前回も見かけたぞ(笑)

判決は執行猶予付の禁固刑、まぁそんなもんだろ。
主文を読み上げた後の被告に対する裁判官の言葉が、
前回とは打って変わって優しい口調だった、
なかなかに良い事を言う、
量刑を言い渡すだけけじゃないのね裁判って。
終了後に相手側保険会社の計らいで加害者が謝罪に来た。
頭を下げる加害者を前にして二言三言の言葉を発した義父。
そして長い沈黙、、、
謝罪を受け入れたわけでもない、怒りももちろんある、
しかしそこに見て取れたのは無念さ。
上京して兄と二人で工場を経営し、工場を畳んだ後も近くに住み、
もんちから聞いた話だと水と油の様な性格の兄弟だった様だが、
お互いを思いやる気持ちは長い間も変わる事はなかったはずだ。
故人の無念は義父の無念でもある。
とにかくこれで刑事はけじめがついた、お次は民事、
保険会社の担当者から、更に資料を求められる。
「またかよ、、、」と思いつつ頭の中では、
「それは大丈夫だな」と冷静だった。
人の話を聞く時は無念という言葉のもう一つの意味、
心を無にする事が大事なのだな、
と思った一日でした。
男サマタ
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